まだまだ こんなのじゃない
昨日飼ってあったオトリは6匹、勝浦川は午前は全くと言って良いほど釣れない、今日もいつものように1時間、2時間、3時間と経過するが反応なし。それを承知でオトリを多く残してある。しかし、オトリは1時間経過ごとに弱り、交代せざるを得ない。そして4時間経過した11時過ぎ、待望のアタリ、しかし内蔵破裂で即死。続いてすぐにアタリ、鮎の活性があがるのは11時過ぎから。だが、これもまた頭直撃、即死。追いが悪い証拠。残りのオトリは1匹だけ、これがお陀仏なら家に帰って寝ようと思った。しかし掛かった、18cmの背掛かり、俄然勢いつき流心の中へ送るとすぐにギュ−ン、一回では終わらない、重いギュ−ンの連発、何か変、一気に下流にのされプツン。ニゴイでした。あ-あ どっと疲れが出る。引き舟の中から比較的元気なのに再登場願うしかない。ところが運は残っていた。よたよたオトリを引き回していると、手前のキラキラ鮎が偶然掛かった。タバコサイズ。でも元気、これを泳がすとすぐに目印の上手でヒュ−ンと言う感じで引き回されている。目印にはまだ伝わってこない、コンマ何秒の瞬間、「掛かった」目印が震えるより前に竿をあおると竿は満月に、もう最高、天国はここにあった。20cmの背掛かり。準備は出来た。「さあ 行け」。 稲妻は元気なオトリをゆっくりと上流に登らせる、糸いっぱいに登りつめたとき、少し引き戻す、オトリは反転する、いわゆる「スパイラル」その瞬間グルンとアタリ。鮎は無数にいる。元気なオトリは群鮎と一緒に泳いでいるはず。流れと平行の状態で泳いでいるうちは掛からない、オトリを反転させると群は乱れる。群れ鮎と言えども鮎は何かの機会に瞬間的に縄張りを持ち、隣で泳いでいる鮎を追う、この現象は某水族館で観察済み。この機会を与えるのが「誘い」。理論通り、鮎は掛かった。 それから3匹入れ掛かり。その後いつものようにアタリは遠のくがオトリの確保が出来、余裕の釣り。友釣りはメンタルな釣り、こんな気分の日は釣れる。今日は静寂の時間が少なかった。程なくガツンと強烈なアタリ。時計は午後の1時を回っていた。これから2時までの1時間、ウフフ・・・想像にまかせます。2時を過ぎるとピタッとアタリが遠のき、静寂が戻る。 セミの声だけが谷に響いている。何の種類かは知らないけれど、教科書にあるような泣き方ではない。最後の音が変、勝浦ナマリだろうな、などと考える余裕が出来る。そして4時を過ぎる頃、再び入れ掛かり、こんな時は手返しの速さが釣果を左右する。頭だろうが、腹掛かりだろうが関係なし、即死でなければ、すぐさまオトリを送り込むのが大切。内蔵が出ていても数分なら元気に泳ぐ、この数分で活性の良い鮎は掛かる。 なんやかんやで35匹、しかしまだ本調子ではない。朝釣れないのと、静寂の時間が長すぎる、釣れるのは群れが来たときに集中している。勝浦川の本調子はまだまだ、こんなのじゃない。終日釣れ続ける、50〜100匹出るようにならないと、でも今年は夢に終わるかも知れない。いや、きっとその日はある、そのうちに。何たって勝浦川だもの。 イナバの著名ポイントは釣り荒れの感がします。小型が多く、数もそれほど出ない。今日午後3時ころ同僚のO氏が来て、「何処へ行こうか」と迷い、釣り人のいない広いトロ場で釣ったそうです。そしたらなんと、23cmを頭に9匹、ほとんどが20cmオ−バ−だったそうです。さらに夕方、立ち込んでいる足元に20cmオ−バ−の鮎の群があたり一面真っ黒になったそう、腰に刺しているタモで思わずすくおうかと思ったそうです。教訓「イナバで釣るには、人のいない所がポイント」まず間違いない。 |